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小林よしのり
2014.6.5 04:02

朝日新聞は必ずしも安倍政権に批判的ではない


朝日新聞は必ずしも安倍政権に批判的ではない。

それは当然で、朝日のトップと安倍晋三は手打ちをしてる

のだから、本心は批判したくない。

慰安婦問題のでっち上げで、日本の国益を損ねた

後ろめたさもあるから、安倍政権と戦う気迫はない。

 

朝日新聞は一応、集団的自衛権は批判しているが、

景気対策では強力に応援している。

 

国防の問題は、中国が安倍政権を応援してるから、

朝日新聞が少々批判的に書いたところで、

安倍のダメージにはならない。

中国が日本人のナショナリズムを育てているから大丈夫だ。

 

国民は身近な景気が一番大事だから、そこを朝日新聞が

応援しているので、結局、朝日の読者は安倍の支持率を

下げる要因にはならない。

野党がいない現在の政局では、

安倍政権の暴走を止める力は、支持率にしかない。

だがそれはマスコミが応援してるから下がらない。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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